こんにちは。
アキュリート院長の大浦です。
今日はみなさんに、足の指を動かすエクササイズ【ショートフット・エクササイズ】を紹介したいと思います。
マラソン愛好者に多いランニング障害、スネの内側が痛くなる『シンスプリント』や足裏~踵の真ん中が痛くなる『足底筋膜炎』。
また、ヒールを履く女性に多い『外反母趾』、『足のむくみ』、『冷え性』などを予防するのに非常に効果的なエクササイズとなります。
現在、まさにこれらの症状にお悩みの方、または痛みそうな予兆がある方、には動画を見てもらい、是非エクササイズを行うことをおススメします。
次に、何故このショートフット・エクササイズを行うと予防につながるのか、簡単に説明していきますね。
シンスプリントや足底筋膜炎などのランニング障害、また女性に多い外反母趾は、土踏まずのアーチが無くなり、足首が回内して扁平足になる事が原因として考えられます。
<回内足のイメージ>
<足裏(足底筋)の筋肉が弱くなってくると、アーチを支えきれず偏平足に>
そこで大事になってくるのが、足の指を動かす筋肉。
この足指筋がしっかり使えるようになれば、ウインドラス機能によりアーチが作られて扁平足が改善します。
その結果、足首が回内でも回外でもなく、真っ直ぐニュートラルなポジションに。
股関節〜膝〜足首と真っ直ぐ力が伝わるようになって、関節に余計な負荷がかかるず怪我のリスクが減少します。
ふくらはぎやスネの筋肉も活発に働くようになるので、筋ポンプ作用によってむくみや冷え性の改善効果も高いですよ。
また、足のむくみや冷え性を改善するために、ショートフット以外にもおすすめなエクササイズを二つ紹介します。(こちらは画像となります)
〇つま先立ちエクササイズ→ふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋)を刺激する事で筋肉のポンプ作用を循環アップを促進。
〇つま先上げエクササイズ→前スネの筋肉(脛前脛骨筋)を刺激する事で筋肉のポンプ作用を循環アップを促進。
この時期はオフィスの冷房がガンガン効いていて、足元が冷えてる事が多いです。
夏でも女性の方は冷え症に注意してください。
デスクワークの合間に、テレビを見ながら、バスタイムでお湯に浸かりながら、など、【ながらエクササイズ】で日々の習慣的に行えるとグッドです。
そして、セルフエクササイズと一緒に鍼治療も加えれば、さらに効果が高いのでおすすめですよ。
むくみや冷え、足の疲れや重だるさの解消には非常に即効性があるので、お悩みの方はぜひご相談ください。