こんにちは。
アキュリート祐天寺の大浦です。
今日はダイエット成功のための秘訣と題して、みなさんに、ダイエット成功に役立つ理論を1つ紹介したいと思います。
みなさんは『BOOCS理論』というものをご存じですか?
これは九州大学医学部の名誉教授、藤野武彦Dr.が提唱した理論で、
簡単にいうと、脳に溜まった疲労を解消するためのセルフケア方法です。
B:Brain(脳を)
O:Oriented(目指した)
O:Oneself(自己)
C:Care(調整)
S:System(方法)
現代人は仕事や環境、人間関係などの常に多くのストレスに晒されていて、とにかく脳が疲労しています。
そして脳が疲労すると、感覚異常と行動異常が起こって過食につながります。
これが脳疲労=肥満のメカニズムで、脳疲労を解消するのに鍼治療やマッサージによる心身のメンテナンスは非常に相性が良いので是非おすすめしたい、というのが結論でもあります。
では、脳疲労によって何が起こるか?なぜ肥満につながるのか?
以下は代表的な3つの現象ですが、思い当たることも多いのではないでしょうか?
①五感の異常(特に味覚)が起こる→甘いもの・辛いもの・脂っこいもの、を好んで食べてしまう
②満腹感の欠如→ついつい食べ過ぎてしまう
③正しい判断力が鈍る→健康に悪い食べものを選択してしまう。(わかっていてもやめられない、、)
※代表例は、お酒飲んだ後の〆のラーメンではないでしょうか。。。翌朝、後悔することが多いですよね、、。
負のサイクルともいえる、これら悪い行動パターンを変えるためには、脳疲労を改善させる事が重要。
脳疲労を改善すれば、自然と健康に良い、ダイエット成功につながる行動パターンに動いていく、という考え方ですね。
これは私も非常に共感できる理論でして、だいたい疲れているときは、行動が雑になっているなぁ、と振り返る事が多くあります。
たとえば
外食の時などメニューを多く注文しすぎてしまったり、、
深夜に無性に甘いものが食べたくなったり、、
飲み会の後にこってりラーメン(天下〇品とか)で〆たり、、
これらは、すべて脳疲労が原因で起こっているのかもしれません。
脳が健康に良いことを選択する力が衰えてしまっているのです。
逆にリフレッシュしてる時(ジムで運動したり、自分で鍼を打ってメンテナンスした後など、心身ともにスッキリした時に、
は、健康に良いものを選ぼう、というモードになってますね。
和食や野菜中心で身体にやさしいものを食べよう、というマインドが起こりやすくなってるのも実感として多くあります。
なので、いかにストレスを解消して脳疲労を起こさないようにするか、がダイエット成功の鍵といえます。
そして、脳疲労の解消や予防に役立つのが鍼治療やマッサージによる身体のメンテナンスとも言えます。
鍼治療のひとつで、耳鍼治療はダイエットに効果的と言われてますが、
これは自律神経のバランスを整える事で、ストレスから起きる過食を防ぐため、と考えられているので基本は同じ考え方ですね。
それでは、BOOCS法の原理原則を紹介します。
(以下の公式サイトに非常にわかりやすく解説されてるので参考にしてください。)
BOOCS公式サイト
<BOOCS二原理>
➀:禁止・禁止の原理
自分で自分を禁止、抑制することをできる限りしない。
➁:快の原理
自分にとって心地よいことを一つでも良いから開始する。
<BOOCS三原則>
(1)たとえ健康に良いことでも嫌であれば決してしない
(2)たとえ健康に悪いことでも好きでたまらない、止められないことはとりあえずそのまま続ける(決して禁止しない)
(3)健康によくて、しかも自分がとても好きなことを一つでもよいから始める
食べてはいけない、カロリー制限が必要、運動をしなければいけない、等の一般的なダイエット方法だと、そのこと自体が強烈なストレスになって反動が起こります。いわゆるリバウンドが起こる事がほとんど。
具体的な実践法として、『一日一快食』が書かれています。
一日に一回は、食べたいものを好きなだけ。ポイントは、食べるもの、でなく、食べ方にフォーカスしてる点が非常に面白い点だと思います。健康に良くても、美味しくないものだったら食べ続けられないですからね。
健康維持や管理の原理原則は、いかに無理なく長続きさせる事が重要です。
そして、繰り返しになるますが、脳疲労を解消するのに役立つのが身体のメンテナンスだと私は考えています。
ストレスフルで慢性的に身体が疲れている人は、首や背中がガチガチに凝り固まっている事が多く、首のコリは脳に栄養を送り届ける動脈を圧迫して脳への血流が悪くなっています。
脳への血流が悪いと、脳に栄養を運ぶ機能が衰えてしまい、結果的に脳疲労に陥りやすくなってしまいます。
アキュリートの施術コンセプトは【リラクセーション】と【ファンクショナル】の両立。
鍼治療とマッサージで身体のコリを緩めて、最後にストレッチで仕上げる事で身体の軽さが戻ります。
身体が軽くなれば、身体を動かす意欲が湧いてくるので、老化予防と同時に脳疲労を予防することにもつながると考えています。
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