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超音波治療器(イトーUST770)

2017.01.16.

当院では痛みの治療に超音波治療器を活用しております。
このブログでは、超音波治療器の効能メカニズムや適応疾患などについて書いていきたいと思います。

 

【超音波治療器 イトーUST770】

当院で使用している超音波治療器です。

★効能
以下3つの効能が期待できます。

①炎症の緩和と治癒促進

②深部組織の血流改善と関節可動域の向上

③骨折後の骨癒合を促進

 

<超音波治療の効果メカニズム>

超音波発生装置からの電気出力がトランスデューサーを通して機械的振動に変換されます。
この機械的振動が音波を生じさせ、その音波のエネルギーが生体組織に吸収されるときにジュール熱が発生。
周波数の違いにより1秒間に100~300万回の機械的振動を与える事で、体の深部まで温熱マッサージを行う事が可能となります。

 

<温熱作用と非温熱作用>
音波の出力形態の違いにより、組織への温熱効果と非温熱効果の2種類の効果が期待できます。
(UST770では、更に③LIPUS機能~低出力超音波パルス~も搭載)

 

1)温熱作用(連続波形)
継続的な機械的振動を体内に与え深部組織を立体的に温める事で、以下のような効果が期待できます。

・血管拡張&血流促進
・筋スパズム軽減
・組織代謝の促進
・疼痛閾値の上昇
・結合組織の伸展性増大

上記の事から、深部組織の血流改善による疼痛緩和、関節可動域の向上が期待できます。

 

2)非温熱作用(パルス波形)
機械的振動が断続的な為、組織の温熱作用は消失し、音圧作用のみ組織に与える事が可能となります。
熱を与えず組織に刺激を与える事で組織治癒の促進および浮腫の軽減が期待でき、主に腫れを伴う急性期の怪我(捻挫や打撲などのスポーツ外傷)に対して回復を高める効果が期待できます。

・細胞膜や血管透過性の変化
・繊維芽細胞によるタンパク質合成率の増加
・マクロファージの反応性増強

 

3)LIPUS(低出力超音波パルス)
低出力の超音波を断続的に発振。発熱が少ないため、患部に固定したまま使用可能となります。
損傷を受けた部位の組織修復効果が高く、骨折後の骨癒合を促進するとも言われております。(骨癒合が40%早くなる結果が出ています)

 

実際の使用例としては、肩こりや腰痛など慢性的な筋疲労・筋緊張が原因のものには温熱効果で筋緊張を緩める事を目的に、また捻挫など怪我をした直後で腫れが酷い場合などは非熱効果で腫れを軽減させ組織修復を促す事を目的に治療に活用しております。

 

なかなか改善しない痛みでお悩みの方は、当院にぜひ一度ご相談ください。

 

 

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